こんなはずじゃなかった…は、もう卒業。企業WEBサイト制作を外注する際に注意すべき点

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自社のWEBサイトを制作する際、リソースやコストなどの関係で外部の業者に委託することもあるでしょう。しかしいざ出来上がってみると、思っていたのと違うとか、こんなはずではなかった、となってしまった経験はないでしょうか。

それによってやり直しなどが発生してしまえば、自社も外注先も不幸となってしまいます。今回は、WEBサイト制作を外注する際に注意すべき事項についてまとめます。

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出来上がったWEBサイトが想定と違う。その大抵の原因が、事前の確認不足にあるといってよいです。WEBサイトを制作する際には必ず確認した方が良いステップがいくつかありますので、順に見ていくことにしましょう。

■ワイヤーフレーム
ワイヤーフレームとはWEBサイトの「骨組み」ともいえるもので、本格的なデザインに入る前の大まかな図です。場合によっては手書きで書かれていることもあるなど、いわゆる「ざっくりとした」ものだといって良いかもしれません。

CorporateSite_8_2.jpg画像出典:wireflame by baldiri via Flickr

ついデザインから入ってしまいがちですが、この時点で、WEBサイトにどのような機能や要素が必要か、ナビゲーションはいくつ配置するのか、ユーザーにどのような情報を見せたいのかといった、基本的ながらサイトの根幹に関わる重要な要素を確認する必要があります。もちろん外注先の提案も吟味しつつ、自社サイトの責任は自らで持つといった心構えを持ち、十分な検討を重ねましょう。


■デザイン
WEBサイトに配置する要素が決まれば、いよいよデザインの確認となります。この段階で決定したものがサイトとなって制作されますので、足りないものはないか、訴求内容は十分か、顧客や株主など各ステークホルダーに配慮した内容になっているかなどを確認しておきましょう。

特に最近は、モバイルデバイスの普及が顕著です。スマートフォンにも対応したWEBサイトも制作するのであれば、そちらの確認も忘れないようにしましょう。


■パンフレットなど、紙媒体をWEBサイトに流用する際の注意点

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画像出典:Brochure Design by evan courtney via Flickr

通販事業を営んでいたり、ビジネスイベントに出展した経験がある会社であれば、企業や商品に関するパンフレットを発行したことがあるかもしれません。確かに、PDFなどのデータであればWEBサイトにそのまま掲載することは可能ですが、文字や画像の大きさが必ずしもWEBサイトに適しているとは限りません。

特にWEBサイトは、ページの中に必ずゴールを設ける必要があります。紙媒体のようにきれいに並べて見せるのではなく、例えば購入ボタンといったアクションに導かなくてはならないのです。そのためには、テキストを削ったり、写真の配置を変えたりといった作業が必要になるでしょう。

WEBサイトにはその役割と見せ方が存在しますので、基本的にパンフレットをそのままWEBサイトに置き換えることは難しいと考えた方がよさそうです。


■法律上必要な要素について
ECや資料請求フォームといった機能を持ち、個人情報を扱うことを予定している場合、WEBサイト上に個人情報保護方針を掲載することを検討しましょう。法律上義務付けられているわけではありませんが、政府によってその策定と公表が推奨されています。

経済産業省が提供している以下の雛形などを参照にすると良いでしょう。
http://www.meti.go.jp/committee/kenkyukai/shoujo/smart_house/pdf/009_s15_00.pdf

また、何かしらの販売行為を行う場合は、特定商取引法に基づく表示が必要です。これは消費者保護を目的としたもので、ネットショップなどを営む場合は法律により表記が義務付けられています。

特定商取引法ガイド
http://www.no-trouble.go.jp/

WEBサイトの制作は外注したとしても、万が一何かが起きた際の責任はもちろん自社が負うことになりますので、十分な注意を払いましょう。


■更新のための仕様確認
WEBサイトは、作って終わりではありません。ユーザーの反応によってインタラクティブに変更できるという意味では、むしろ日々の運用の方がより重要だといえます。

そのためにも、WEBサイト各所の仕様については十分な確認を行っておきましょう。具体的には、会社概要に掲載できるテキストの文字数や画像の大きさといったことです。細かすぎると思われるかもしれませんが、いざサイトを運用しようという段階で、内容をほとんど変えることができないと分かったのでは目も当てられません。特に頻繁に変更する予定がある箇所では、入念な確認を怠らないようにしましょう。


以上、サイト制作を外注する際の注意点でした。制作も運用も、当事者意識を忘れないように心がけましょう。

 

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