「課題」と「解決法」から考えれば、効果的な企業サイトが作れる

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もしあなたが自社のWebサイトの担当者であったとして、新しくサイトを構築する、またはリニューアルをすることになったら、まず何をしますか?

現在はたくさんのWebサイトが存在しますが、企業サイトはその中でも特に作るのが難しいといえるかもしれません。それは、企業サイトが多くの役割と期待を担っているからに他なりません。

今回は、企業サイトの内容を決定する際の手順や方法論についてみていくことにしましょう。


■自社を知り、十分な戦略を練ろう
あなたの企業のサイトに訪れる人を想像してみてください。取引先、見込み顧客、株主、または入社希望者など、実に多岐に渡るはずです。確かに、すべての人に最適化されたサイトを作ることは難しいですが、限りなく最高のバランスが取れたものを目指すべきでしょう。

企業サイトを作る際にまず考えておきたいのは、サイトの目的と、誰にどんなメッセージを伝えたいのかを明確にすることです。

そのため、例えば多額のコストをかけ、デザイナーも驚くようなスタイリッシュで美しい企業サイトができたとしても、たまたま訪れた見込み顧客には「この会社は軽いのかな」などと思われてしまいかねず、逆にシンプルで落ち着いた雰囲気の方が良かったといったこともあるかもしれません。

企業サイトを構築する際は、まず自分の会社を理解し十分な戦略を練ることを心がけましょう。


■社内の力を借り、多角的に問題を捉えよう
ある程度以上の規模の企業になれば、社内にはさまざまな部署が存在することでしょう。企業サイトを作る際には、社内のさまざまな部署にヒアリングをし、それぞれの担当者が企業サイトに求めていることや掲載して欲しいことを聞いてみることも一つの手です。

そうすると、例えばお問い合わせの電話番号の情報が古く、いつも畑違いの部署につながってしまうためお客さまも従業員も困っていた、などの問題が見えてくるかもしれません。

多くの関係者に意見を聞くことで、Web担当者だけでは見えなかった意外な需要や必要性に気付けることでしょう。


■どんなページを作ればいいかは、課題からブレイクダウンして考える
多くの利害関係者がおり、制約もたくさん。はたして、何から作っていいものやら……。思わずそう感じてしまった方のために、ここからは企業サイト構築にあたる具体的な方法論をみていきます。

まずサイト構築の進め方についてですが、最初から「どんなページを作ればいいか」や「どんなサイトにすべきか」といったことを考え始めてしまうと、進捗が芳しくなくなり、誤った方向に行きがちです。

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企業サイトを構築する際は、まず「課題」や「実現したいこと」を挙げ、それを解決するのはどのようなページかを考えていくのが理想的です。堅苦しく考える必要はなく、サイトを作るという観念にとらわれず、ブレスト形式でアイデアを出していくと良いでしょう。

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課題と解決法を一通り出し切り整理が必要となったら、「誰に」といった「対象」を加えると、よりブレイクダウンできるようになります。

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これらを繰り返していくことで、自社サイトに必要なページが分かり始めますので、リソースやコストと照らし合わせて優先度を決め、サイト上に反映させるページを選んでいけば、サイトの輪郭が見えてくるでしょう。

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こうして必要なページがある程度出揃ったら、サイトの細かなデザインや、グローバル対応としての多言語化など、さらなる発展を考えることができるようになります。

企業サイトの構築は簡単ではありませんが、課題とその解決法などを吟味し、何より自社についてよく知ることで、理想的な姿を模索するのが良いでしょう。

 

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