「下水道展 '17東京」で目に留まった展示ブース

展示会は商談につなげる名刺獲得の絶好の機会。各社が知恵を絞ってブースを運営しています。数あるブースの中で、小さい小間でも目に留まった展示ブースをご紹介します。 

今回は、販促業界で日本最大の「下水道展 '17東京」(以下「下水道展」、2017年8月1日~4日、東京ビッグサイト、主催:公益社団法人 日本下水道協会)へ行ってきました。下水道事業の管理者である地方公共団体等に向けた国内最大の下水道技術の展示会で、今回で30回目を数えます。国土交通省、環境省、経済産業省、文部科学省ほかが後援し、出展者数は約350社(団体)。4日間で累計55,000人以上の来場者がありました。

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最初は 小松電機産業株式会社(島根県松江市)さんのブースです。総合水管理システム「やくも水神」を、壁一面を使ってプレゼンテーションしています。「460自治体10,000施設突破」(2017年7月現在)という納入実績が目に飛び込んできました。

 

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クラウドやモバイルにいち早く対応していた「やくも水神」は、市町村合併によって広域化の進む水関連施設の一元管理を可能にし、コストの削減と維持管理の効率化を実現。上下水道施設に加え、水門施設や消・融雪施設、水位・流量観測施設などでも採用されているそうです。

 

次は、鳥居化成株式会社(長野県長野市)さんのブースです。昭和37年の創業以来、ポリエチレン管の製造・販売を手掛けてきた同社のブースには、土木工事用の管がずらり。実際に触ったり内側をのぞいたりできます。

 

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一番大きな管の最大口径は800ミリ。ポリエチレン管は軽量かつ官同士の接合も簡単なため、工事期間を短縮できるそうです。

 

建設ゾーンではさまざまな工法を紹介していましたが、おそらく一番迫力のあったのは、コマンド工法協会(広島県広島市)さんのブースです。

 

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コマンド-S工法の掘進機「コマンド1350-S」は外径1620ミリ、作業管を含む本体総重量は9,500kg。これで岩盤を破砕していくんですね。これほどの規模になると、展示のための搬送も大変だそう。

 

さて、だんだんと子どもの姿を見かけるようになりました。なぜだろうと歩いていたら、会場全域を使った「下水道大発見クイズラリー」が開催されているようです。

 

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その子ども達が一番多かったのはパブリックゾーン。日本下水道協会さんが、夏休みの自由研究に使える体験型のイベント「スイスイ下水道研究所」を開催していました。ウンコビッチ博士が登場したり、マインクラフトの講座もあったようです。

 他にも、市町村の公共団体やNPO団体が多数出展しており、なんと海苔の展示まで。聞けば佐賀市では、下水処理場の処理水の栄養分を海苔の養殖に活用したり、汚泥(従来は産業廃棄物として処分していた)から肥料をつくったりして、食と下水道の連携が行なわれているそうです。

 

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もう一つ人気だったのが、ご当地マンホールの図柄が載っている「マンホールカード」。北九州市上下水道局さんのブースでは、地元の日明浄化センターを見学した人だけがもらえるマンホールカードを配布していました。多くの「マンホーラー」でにぎわう中、私もアンケートに答えてゲットしましたよ。

 

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子ども達に下水道を身近に感じてもらおうという狙いもある下水道展は、商談のみの展示会とはまた違った雰囲気でした。夏休みを利用して、お父さんの仕事を見に来た子供もいたかもしれませんね。

 

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