パラメーターを活用したメルマガで、一歩進んだマーケティングを実践

前回、URLに付与するパラメーターの役割についてご紹介致しました。パラメーターをURLの末尾に付け足すと、データを効果的に計測することが可能になります。

そこで今回は、このパラメーターをメールマガジンに適用し、マーケティングに活かす方法をご説明致します。

 

パラメーターの付与で可能になること

そもそも、なぜメールマガジンにパラメーターを活用する必要があるのでしょうか。

多くの場合、メールマガジンを送る理由は集客販促でしょう。テキスト内に記載したURLをクリックしてもらい、ターゲットを誘導することがメールマガジン発行の目的です。

いつ送ったメールマガジンの、どの部分から誘導が多かった(=効果が高かった)のかを分析できれば、今後のマーケティングの参考となります。しかし、特定のURL(仮に http://www2.skydesk.jp/crmblog とします)をそのまま記載してしまったのでは、正しい測定ができません。

というのは、 http://www2.skydesk.jp/crmblog という通常のURLのままでは、Google Analyticsで確認した際に、Outlookなどのメーラーを通してメールマガジン内のURLをクリックした場合、参照元は「なし」となり、GmailやYahoo!メールなどのWebメールの場合は、参照元が「mail.yahoo.co.jp」などと表示されてしまい、目的である「どのメールのどの部分から誘導できたのか」がわからなくなってしまうからです。

 

Google Analyticsの集客 > 参照元/メディア から確認しましょう。集客タブに関して詳しくはこちら


その解消のために利用できるのがパラメーター。ここからは、実際の設定方法について見ていきましょう。

10秒で完了! URLにパラメーターを付与してみよう
パラメーターの設定は手書きでも可能ですが、前回の記事でもご紹介した、Google Analyticsが提供する専用のツール「Campaign URL Builder」を使ってみることにしましょう。

複数の項目がありますが、今回は最低限必要となる以下の部分を設定します。


Campaign Source
こちらには、今回作成するパラメーターがメールマガジン用に作られたものだとわかる記述をしましょう。複数のメールマガジンを発行している場合、メールマガジンの名称が最適かもしれません。今回は「newsletter」としています。

Campaign Medium
こちらは必須ではありませんが、広告などを併用した場合のため、識別できる値を設定しておくと良いでしょう。今回は「email」としました。

Campaign Name
ここには、計測の対象となるメールマガジンを識別できる名前をつけておくと良いでしょう。頻繁にメールマガジンを発行するようであれば、送信日などを付与しておけば確認がスムーズになります。また、同じメールマガジン内に複数のURLがある場合、末尾にそれとわかる番号などを付与しましょう。

それぞれの値を入力し、完成したパラメーターつきのURLは以下となりました。
http://www2.skydesk.jp/crmblog?utm_source=newsletter&utm_medium=email&utm_campaign=20170510

このURLをメールマガジン内に記載することで、クリック数などのデータが取得できるようになります。たとえば、以下のように記載します。

 

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http://www2.skydesk.jp/crmblog?utm_source=newsletter&utm_medium=email&utm_campaign=20170510

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テキストメールなどを利用していて、パラメーターつきのURLが少し長いと感じる場合、URL短縮ツールを利用すると良いでしょう。

上述のURLも、以下のように短くすることが可能です。
https://goo.gl/t0KomQ

メールマガジン内のURLすべてにパラメーターを付与するには一手間かかりますが、より詳細なマーケティング分析を行うために欠かせない要素となります。まだ試したことがない方は、ぜひ次の配信から導入をご検討ください。