URLにパラメーターを付与し、一歩進んだサイト分析に挑戦しよう

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近年、インターネット上にはさまざまなサービスが登場し、Webサイトへの集客方法も多岐に渡ります。その分、ユーザーがどこからやってきて、どのような行動を起こしたのかがわからなければ、正確なマーケティングは実現しません

今回は、その問題を解決するための手段である、パラメーターについて解説致します。


パラメーターとは何か
パラメーターをひとことで言うなら「付加情報」と表現できます。技術的にはデータの授受が行われる際に使われる処理のことですが、今回は「URLに付け足す文字列」程度に捉えておくと良いでしょう。

具体的には、たとえば当ブログのトップページである以下のURLに、
http://www2.skydesk.jp/crmblog

「?top」という文字を付与しても、同じページに遷移することがおわかりになるかと思います。「top」をどんな文字に変えても同様です。
http://www2.skydesk.jp/crmblog?top

この「?」以降の部分に任意の値を設定し、ユーザーがどのような方法でサイトに訪問したのかを測定することが、パラメーターの役割となります。


パラメーターの活用方法
たとえばサイトへの集客施策として、Google AdwordsやYahoo!プロモーション広告、FacebookやTwitterなどのソーシャルメディア、メールマガジンでの露出などを行っていても、すべて同様に集計してしまえば、実際にどこからユーザーが来るのかという大事な情報がわからなくなります。それらを識別するため、それぞれ固有のパラメーターを付与し、計測を行うのです。

ここからは、実際にパラメーターを活用する方法をご紹介致します。今回は特に、Google Analyticsで解析できるようにパラメーターを付与することにします。


末尾の文字に注目してください。たとえば、Google Adwords広告のリンク先には以下のようなパラメーターを付与し、遷移元を識別します。
http://www2.skydesk.jp/crmblog?utm_source=google

同様に、Facebookの投稿、メールマガジンの埋め込みリンクなどは以下のように設定します。
http://www2.skydesk.jp/crmblog?utm_source=facebook
http://www2.skydesk.jp/crmblog?utm_source=20170426&utm_medium=mail

複数の広告やメールマガジンを利用していたとしても、パラメーターをその分細かく区分すれば、より詳細な分析が可能になります。


パラメーターを作ってみよう
パラメーターの役割がわかったところで、早速実際に作ってみましょう。手書きでも可能ですが、Google Analyticsが提供する専用のツールを利用すれば、必要な情報を入力するだけで簡単にパラメーター付きのURLを生成することが可能です。

ちなみに、URLにパラメーターを付与することを、Google Analyticsでは「カスタム キャンペーンを作成する」と表現します。


Website URL
こちらに対象となるURLを入力します。

Campaign Source
こちらは参照元を識別する値を入れます。検索広告なら「google」、ソーシャルメディア広告なら「sns」などと入力しましょう。

すると、ページ下部にパラメーター付きのURLが自動的に生成されます。これをコピーし、広告などにセットしてください。


それ以外の項目は必須ではありませんが、それぞれの役割を以下に記載します。


Campaign Medium
キャンペーンの媒体名(メディア)を入力します。「メール」や「CPC広告」などを指定します。

Campaign Name
Google Analytics上のキーワード分析で使用します。キャンペーンの名前、テーマなどを指定します。

Campaign Term
こちらは検索広告でのキーワードを指定します。日本語でも入力可能ですが、パラメーターが長くなるため、アルファベットに変更するかURL短縮ツールを利用しましょう。

Campaign Content
広告のA/Bテスト、または同一媒体内に2つのリンクがある場合などに、識別のために付与します。


商品を販売するECサービスや、資料請求のダウンロードなど、コンバージョンが必要なサイトにおいて、パラメーターは重要な役割を担います。これらを活用し、一歩進んだデジタルマーケティングを実現しましょう。

 

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