Google Analyticsの「ユーザー」で確認できるデータとその活用法

Google Analyticsではさまざまな情報を確認できますが、左側にいくつかのタブがあり、さらにその中で細かな項目に分かれているため、まずどこを見ればいいのかわからない、という方も多いかもしれません。

そこで今回は、中でも「ユーザー」というタブに注目し、代表的な項目と基本的な見方をご説明します。


アクティブユーザー

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こちらは、ユーザーの継続性を確認するための項目です。「1日のアクティブユーザー」はその日のユーザー数で、「7日間のアクティブユーザー」は、その日を入れた過去7日間に一度でも訪問があったユーザー数となります(14日間、30日間も同じ)。

この項目は、特に期間を長く取った時に役立ちます。実例を見てみましょう。

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最下部の線が7日間、最上部が30日間です。このサイトは、1日のアクティブユーザー数、つまり新規ユーザーを少しずつではありますが増やしています。そしてその効果が、2017年2月頃を境とした30日のアクティブユーザー数に表れており、右肩上がりになっているのがわかります。

これは、新規で獲得した訪問者が一度きりで終わることなく定期的にサイトを訪問していることを示し、このサイトが繰り返し訪問するのに相応しいと評価されているとみなせます。

逆に1日などの短期での集客は増えているのに、長期的なアクティブユーザーが横ばいや落ち込み傾向であると、コンテンツに魅力がないなどの原因が考えられます。


ユーザー属性 > 概要(サマリー)

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ここでは、サイト訪問者の年齢層男女比率などを確認でき、属性はGoogleが独自に収集したデータから割り出しています。「年齢」「性別」メニューにて、さらなる詳細が確認できます。

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インタレスト > 概要(サマリー)

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ここでは、訪問者の興味関心がわかります。記事執筆時点(2017年3月)ではまだ英語表記となっていますが、自サイトを訪れた人の関心事を知ることで、コンテンツ作成の指針となることでしょう。

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行動 > 新規とリピーター

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ここでは、サイトへの最初の訪問と2回目以降の訪問を表示しています。気をつけるべきは、ユーザー数ではなくセッション数である点(ユーザーとセッションの違いについてはこちら)。「リピーター」という言葉でリピートユーザーを想起してしまいますが、「New Visitor」と「Returning Visitor」は、セッション数を数えたものですので注意しましょう。

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サイトの業種にもよりますが、新規に対する再訪問が増えることはよい兆しであることが多いため、参考にするとよいでしょう。

行動 > エンゲージメント(ユーザーのロイヤリティ)

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メニュー名とタイトル、それに表示している内容が異なるため混乱しますが、ここはセッション時間(=滞在時間)を示す箇所です。

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言うまでもなく、セッション時間が長いほどそのサイトに興味を持って滞在したことになるため、0-10秒の割合があまり高いようであれば、ファーストビューに余計なものがないかなどすぐに離脱してしまう原因を探る必要があります。

ベンチマーク > ユーザーフロー

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ここは、訪問者のページ遷移を表示しています。具体的には、入り口としてどのページに訪れ、次にどのページに遷移したのかがわかるようになっています。

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たとえば商品詳細ページから購入完了まで、またはランディングページから資料請求までの流れなど、一連のページ遷移がスムーズにできているか、途中で関係のないページに移ってしまっていないかなどを確認できます。

左端の緑色のメニューからアクセスの起点(デフォルトは国)を選択でき、右端の「ステップを追加」をクリックすることで、段階を追加できます。


これら機能を活用し、Google Analyticsを自サイトの解析に有効利用しましょう。